Mad Dog Surfboards

今から 6 年前の 2008 年、日本での官僚生活にピリオドを打ってバリ島へ移住し、サーフィン ガイド & インストラクターとしてインドネシアでの資格を取得しました。 日本人はもちろん、外国人が正式にこうした資格を取得するのはインドネシアで初めてのことで、認可がおりるまで長い時間と手間、そしてお金もかかりました。 認可なしに仕事をするのはご法度、国外退去となりますので、来てしばらくは仕事を開始するわけにもいかず、毎日バリ島の色々なサーフスポットを巡って、サーフィンのスキルアップをはかっていました。

そんな風に過ごしていた頃、友人のトオルさんが景気づけにバリに遊びに来てくれました。ハワイのオアフ島でサーフショップ「サーフガレージ」を経営している方です。 トオルさんと連日、ウルワツやチャングー等を巡って良い波に乗った時間は、今も楽しい思い出です。

折角ハワイからインドネシアに来たのだから、ということで、バリ島からさらに足を伸ばして、G-Land (ジーランド)へ行くことになりました。G-Land は、ジャワ島の東端に位置する、ジェリーロペスが頻繁に通ったグーフィーのグッドウェーブスポットです。 連日、大きな波を体験し、新たな友人もできました。
その中に Mad Dog Surfboards (マッド ドッグ サーフボード)のライダーがいました。

Mad Dog Surfboards とは、1970 年代にオーストラリア・バイロンベイの John Morgan というシェイパーによって立ち上げられ、アパレルなどライフスタイル全般を提案する、オーストラリアのイーストコーストの先駆的なブランドです。

彼のサーフィンはキレが良く、スピードがあって、目を惹くものでした。 ボクは彼のボードに興味を持ち、それについて話しました。 彼「いつでもボクにコンタクトしてくれ。カスタムオーダーもできるよ」 彼は快くそう言ってくれました。

G-Land から帰ってしばらくして、彼にメールしました。すぐに返信がありました。 「来月にまた G-Land へ行く予定なんだ。
もし今ボードをオーダーするなら、その時に持って行くよ」
せっかくのチャンスなのでオーダーすることにしました。

サイズは、6’00”×18″1/4 ×2″1/8。
ボトムデザインは、Triple Concave です。

このボードは薄く仕上がっていますが、パドルスピードがのせやすく、素早く安定したテイクオフができます。
入手した当時、サヌールのマジックウェーブでよくサーフィンしていました。ターンの伸びが良く、トップでの返しが楽で、非常に調子の良いボードで、波乗りを一層楽しくしてくれました。

調子に乗りすぎてマジックウェーブでノーズを折ってしまったのですが、修理後も性能は変わらず、6 年経った今でも時々、チャングー・エコビーチのサンドバーやチャングー・タヒチ、クタ・リーフ、ウルワツ等で使っています。

[ Mad Dog Surfboards ]
http://www.maddog.com.au/

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